9月232011

ジャスコができて地元商店街が死ぬっていうのはもうどうしようもない流れですね。というより、もともと田舎って人口の集積が落ちてきていて、いまさら地元商店街が成立するだけの力ってなくなってきてて、ジャスコができようができまいが風前の灯っつー状況ではあります。そこにジャスコが出てきて本気で死ぬ、と。

 まあここではジャスコという言葉で「ジャスコ的なもの」を代表させていると思ってください。うちの店の常連の金物屋のおっちゃんが言ってましたが、いちばんきつかったのは家電量販店とホームセンターが車で1時間くらいの場所にできてしまったことだったらしいんです。場所にもよりますけど、商店街というものの景気がよかったのは、昭和50年代の前半くらいまでみたいですね。

 ここから先、地元商店街がダメになった理由を考えていくんですが、目新しいことはなにもないです。リンク先に全部出てます。モータリゼーションの発展とチェーン店の進出、店舗の大規模化。とりあえずこれがひとつです。田舎にいて車のある家庭なら自明でしょう。車に乗っちまえば、近くだって1時間かかるとこだって大差ないですから。

 次に物流。これもチェーン店の進出と絡んできますけど、要は物流が巨大化効率化してスケールメリットっつーのを生かせば単価下がるってことです。巨大チェーンなんかだとメーカーとタメ張れるんで「うちこんくらい仕入れてやるから安くしろや」って言うことができる。これは商品開発力にもつながってきますね。その安く仕入れたものを自社の配送網で一括してどかーんと運べばさらに効率上がる。

 ドミナントって言葉は聞いたことがあるでしょうか。ある地域に集中的に出店していくチェーン店のやりかたなんですが、こうすると地域を独占することよって、その地域における知名度が上がりますし、配送も効率的にできます。セブンイレブンなんかが有名ですね。セブンは戦略的に地域ごとに出店していくので、いまでもセブンのない県とかあるはずです。このあいだ石川県でしたっけ、集中出店開始したのって。

 あとは、地域の人口集積が低くなってきたこと。あたりまえですけど、人口密度が下がれば、それだけ商圏の人口は減ります。よって、徒歩圏内の客を相手にする商店街は成立しづらくなる、ということですね。

 まあ、決定打はジャスコ的なものだったと思うんですが、その前段階として、すでに食品スーパーマーケットの進出ってのがありまして、段階的に商店街は体力削られていったわけです。


 というところまで現状確認。

俺の考えた商店街の復興策のつもりがグチになりました - G.A.W.
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